お金に関する自分の失敗談|保険・スマホ・投資・家計管理の4つの反省から学んだこと

暮らしとお金の見直し

はじめに

「もっと早く気づいていればよかった」
そんな風に思うお金に関する失敗、誰にでも一つや二つはあるのではないでしょうか。

この記事では、私自身が経験した「お金の失敗談」を正直に振り返ります。
保険、スマホ、投資、そして家計管理。それぞれの場面で、過去の自分がどんな選択をして、どんな後悔をしたのか。そして、そこから何を学び、どう変わったのかをお話ししていきます。

同じような悩みを抱えている方のヒントになれば幸いです。

※この記事では、筆者自身の経験をもとに、お金に関する気づきや反省をお伝えしています。内容はあくまで個人的な体験談であり、すべての方に当てはまるとは限りません。保険や投資などの大切なお金に関わる判断は、ご自身の状況に合わせて、必要に応じて専門家に相談するなど、慎重にご検討くださいね。

【この記事でわかること】
・保険に加入するときに気をつけるべきポイント
・格安SIMの不安を解消するコツと実体験
・投資を避け続けた後悔と、勉強の重要性
・家計簿をつけるメリットと節約への第一歩


保険にお金を掛けすぎていた話

社会人になって間もない頃、将来の不安から保険に入ろうと思いました。
何を選べばいいのか分からず、私は親に相談しました。
ところが、親もまた保険の営業の方に影響を受けていて、「こういうのに入っておけば安心」と言われるがまま、複数の保険に加入してしまったのです。

その結果、最も高額だった時期には、なんと月5万円以上の保険料を支払っていました。
生命保険、医療保険、がん保険など…。本当に必要な保障かどうかも分からず、ただ「備えておくべき」という漠然とした不安だけで選んでいたのです。

この失敗から学んだこと

  • 親の意見=正解 とは限らない
  • 不安をあおる営業トークに流されないことが大切
  • 保険も「自分で調べて納得して選ぶこと」が重要

今は、必要な保障だけを選び、保険料も大幅に見直すことができました。

現在は医療保険には加入せず、必要最小限の掛け捨ての生命保険のみを契約しています。
その結果、保険料は月5,000円以下にまで抑えることができました。


格安SIMに踏み出せなかった話

かつて私は「スマホはキャリアで契約するのが一番安心」と思い込んでいました。
格安SIMの存在は知っていたものの、「繋がりづらいんじゃない?」「サポートが不安そう」といったイメージから、なかなか乗り換える勇気が出なかったのです。

結果、毎月1万円近くのスマホ料金を何年も払い続けていました。

ところが、思い切って契約期間の縛りがない格安SIMを試してみたところ…
「え、普通に使えるじゃん!」と驚きました。
通信も安定していて、アプリの使い勝手もほとんど変わらず。何より月の通信費が大きく節約できたことは、家計にとっても大きなプラスでした。

この失敗から学んだこと

  • 「とりあえず使ってみる」勇気が大切
  • 格安SIMは、契約期間なしのプランでリスクを抑えられる
  • 思い込みで判断せず、自分の目で確かめる姿勢が必要

投資の勉強をしなかった話

私は銀行で働いていた頃、投資信託というものを初めて知り、試しに購入してみました。
しかし、その時期はリーマンショックの直後
なかなか価格が上がらず、手数料も高く感じられ、「やっぱり投資って損するんだ…」と早々に諦めてしまいました。

そのまま何年も投資に関する勉強をせず、「お金は貯金が一番安全」という考えのまま過ごしていました。
でも、ある日友人が「最近はYouTubeで投資の勉強できるよ」と教えてくれたことで、状況が変わりました。

実際に動画を見てみると、手数料の安いインデックスファンドなど、魅力的な選択肢があることに気づきました。そこから少しずつ自分で勉強を始め、今ではインデックス投資と高配当株投資を実践中です。

「もっと若いうちに始めていれば…」と後悔することもありますが、30代で気づけたことに感謝しています。

この失敗から学んだこと

  • 過去の経験だけで投資を否定しない
  • 今は誰でも無料で学べる時代。勉強を止めないことが大事
  • 正しい知識は、自分の将来を守る武器になる

家計簿をつけていなかった話

かつての私は、日々の出費をほとんど把握していませんでした。
銀行員として働いていた頃、外回りの帰りにコンビニでデザートを買ったり、スタバでコーヒーやフードを買ったり…。
そのときの気分で、1日数千円を軽く使ってしまうこともありました。

でも、自分がどれだけ使っているかを全く把握していなかったんです。
「たぶん大丈夫でしょ」と思い込んでいたけれど、実際にはどんどんお金が減っていく…。

そんなときに始めたのが家計簿アプリです。
1日の支出を記録するだけで、「今日はちょっと使いすぎたな」「この出費は本当に必要?」と振り返るきっかけになりました。

この失敗から学んだこと

  • お金の流れを“見える化”することは節約の第一歩
  • 記録するだけで、無駄遣いが減る
  • 特別な知識がなくても、誰でもできるお金の管理方法

おわりに|失敗こそ、人生の財産

どれも、「もっと早く知っていれば…」と思うことばかりです。
けれど、その経験があったからこそ、今の私は少しずつ正しいお金の知識を身につけ、よりよい選択ができるようになったのだと思います。

過去の失敗を恥じるのではなく、学びに変えること
それが、人生を前に進める一番の力になると感じています。

同じように悩んでいる方がいたら、少しでも参考になれば嬉しいです。

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